職場にいる最悪な、無視する人。どう対応していいのかわからない。
友だちに話したら「無視されたら、無視し返すんだよ」なんていう。でもそれは嫌だ。まるで幼稚な子供みたいに感じる。
できれば大人の対処法をしたい。無視する人のことはムカつくけれど……。
無視をされると心に傷を負い、平気でいられなくなる。職場に向かうのも嫌になってしまうでしょう。
それでも大人の対応をしたいと思えるのは、非常に勇気があるすばらしい決意です。
どうしたら無視に対して大人の対応ができるのでしょうか?
自分の自信を取り戻し、敵を分析して、弱いところから切り崩す。
しかし決して無理はしないように。記事を読んで「自分にもできそうだな」と思えたら、取り組んでみましょうね。
【前記事はこちら】無視が生まれる原因
無視する人を心理学的な見地で解説。職場のパワハラ・モラハラ目次
1〜6.大人の対応で無視を攻略する準備
1.勇気がなくても、胸は張れる
精神的なダメージを感じる無視。
個人の尊厳を奪い取り、被害者を絶望に追い込みます。
ストレスを感じ続けると、初めはなんとか反発しようとしますが、最後には心がポキっと折れてしまう。
目はうつろになり、胸がもやもやし、仕事に行く勇気を失ってしまいます。
そうならないためにはどうすればいいのでしょうか?
胸を張ろう、と意識するんです。
泣いていても歩こうと思えば歩けるように、どんなにつらくても背筋を伸ばして胸を張るという身体動作はできる。
姿勢などの体の状態は感情にメッセージを与えます。胸を張っているなら「自信を持っているんだな」と教えてくれるわけです。
姿勢を正すだけでつらい気分が和らぐ。以下にいくつかおすすめのポーズを上げます。
- 背筋を伸ばす
- 肩を広げて胸を張る
- あごを引く
- 口角を上げる
- かかとから頭のてっぺんまでの骨が床と直角になるイメージで立つ
- お尻の骨から頭のてっぺんまでの骨が床と直角になるイメージで座る
- 目をいつもより少し開く
- ゆったりとした動作で、なおかつキビキビ動く
「武士」「お坊さん」をイメージするとしっくりきますね。
体に意識を巡らせ美しい佇まいを心がけるだけで、体は自分の心を「調子が良いんだな。自信もありそうだ」と解釈し、気分が良くなる。
とくに口角を上げるという方法はかなり効果的です。
鉛筆を横向きにくわえてみてください。笑顔になりますよね。
それを利用したある実験で、表情が感情に影響を与えるか調べたところ、以下の結果になりました。
大学生に鉛筆をくわえたまま漫画(中略)を読み、面白さの度合いを評価してもらった。
すると横向きの鉛筆をくわえた(中略)、笑顔の被験者は、縦向きでしかめっ面の被験者より、漫画をおもしろいと感じたのである。
引用:ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? | ダニエル・カーネマン, 村井章子
つまり口角を上げて笑顔の表情を浮かべるだけで、愉快な気分になりやすいという現象が分かりました。
悲しくなったらニコッとするだけでも、いくぶんか気分は和らぎます。
しかし無視というのは静かな暴力です。加害者に恐れを感じると姿勢を正すのが怖いかもしれません。
それでも胸を張ったほうがよい。
体を丸めると弱々しく見えるので、加害者の暴力性が刺激され、いじめが激しくなる。胸を張れば元気に見えます。
また自由に体を操れていることを実感すると、自分に自信が持てる。
人は安定を好むので安定でいられる、すなわち自分を統制できる感覚があると、不安が消えるのです。
この自己統制感が無視を解決する基盤となる。
もし胸を張って口角を上げても気分に変化が起きないのなら、心理カウンセラーなどの専門家に相談しましょう。
2.やりがいを見つける
ストレスの影響を体の統制で緩和できるようになったら、しばらくは大人の対応を準備する作戦タイムです。
無視は心を傷つけますよね。傷つけられた心はどうやって修復できるのでしょうか?
幸せを感じたら心は修復されていきます。
- 自分の状況と重なるような映画を見て、感動に震える
- 友人と夢を語り合って、希望と連帯感に包まれる
- 新たなことに興味を持ち、目標を立て達成の喜びを味わう
というような体験で、心は癒やされるでしょう。
上に出した例は、以下の3つの幸せを得る方法を示しています。
- モノ・コトから得る幸せ(商品・サービス)
- 他者から得る幸せ
- 自分自身で得る幸せ
つまり上の2つは何かの対象がないと得られない種類の幸せです。
対して一番下の幸せは自分一人で得られます。つまり何にも頼らずに心の傷が癒やせる。
もちろんモノ・コトや他者から得る幸せも、どんどん使っていけばいい。
しかしモノ・コトはなくなりますし、協力してくれなければ他者から幸せは得られない。
結果として心が渇望しモノを求める・他者を求めるといった別の苦しみを生み出してしまいます。
そうなると心の傷はさらに深くなってしまう。
いちばん大切なのは自分の力で得る幸せです。それは何でしょう?
- 知的好奇心
- 自己完結目標の達成感
知的好奇心は「知りたいと思って、知れたときに得られる達成感」です。
自己完結目標の達成感は「他者と自分を比べず、自分の基準で立てた目標をクリアーしたときに得られる達成感」になる。
どちらも自分を高めていく「自己成長」活動の際に発生する幸せです。
つまりやりがいを持って何かに取り組むことが重要になる。
まずはやりがいを見つけましょう。どうしたら見つけられるのか?
- 自分の仕事をより良くするために研究する
- 身につけたい能力があれば、勉強を始める(例えば英語、フットサルなどなんでも)
という「仕事に関すること」「仕事以外のこと」という2つの方向性がある。
どちらのやりがいを持っても効果はあります。
しかし仕事中に無視をされて悲しい気持ちになっても耐えるためには、仕事に関することを深めて学んでいき、悲しみをやりがいで相殺したほうが楽です。
よって自分の仕事に関してさらに深く興味を持ち、勉強にはげめばよい。
この章に書いた内容に関しては以下の記事で詳しく説明しています。
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3.自分の行動と無視の関係を暴く
心に余裕が出てきたら、無視がなぜ発生するのかを検証します。
自分の行動(例:あいさつ)と加害者の行動(無視)に因果関係があるのか確かめるのです。
結論から言うと、因果関係などありえません。自分が行った行動に対して、相手のリアクションは決まっていない。
つまりAさんが取るリアクションと、Bさんが取るリアクションはまったくの別物です。
たとえ表面的に似た行動をとっていたとしても、その行動を生むための思考の流れは、人それぞれまったく違います。
では行動とリアクションの因果関係がないことを暴く手段をご紹介しましょう。
- 1.無視されたと感じたら、自分の行動と加害者の反応(無視)を書き出す
出勤したときに席に座っている先輩のAさんにあいさつ(行動)をしたら、無視をされた。
- 2.相手の反応が妥当かどうか、仮説を立てる
もし自分の声が小さかったのなら、聞こえなかったのかもしれない。
しかし十分に大きな声で伝えたつもりだ。周囲も静かだった。おそらくAさんはわざと無視をした。
あいさつには、あいさつで答えるのが妥当だと思う。その方がお互い気持ちよく過ごせるからだ。
- 3.自分が相手だったらどう答えたか考える
自分はあいさつをされたら、必ずあいさつで返す。忙しいときは声を出せないかもしれない。
しかし相手の方を向いて会釈はする。
もし無視をするとしたら、意図的に相手を傷つけようとしているからだ。
- 4.加害者以外の人に同じような行動を取り、反応を確かめる
他部署の先輩Bさんのデスクに近づき、あいさつをしてみた。Bさんはこちらを向いて会釈をした。
声に出しはしなかったが、確実に反応をしている。
- 5.すべてを踏まえ仮説を評価してみる
やはりあいさつにはあいさつで返すのが正しい。悪意がないと無視はしない。よってAさんの無視は妥当ではない。
はじめから妥当ではないと分かっているのに、こんな検証する意味がないと思うかもしれません。
しかし無視をされて心が不安定になると「自分が悪いのかな?」と錯覚しがちなんです。
体を動かしてノートやパソコンに書き出すことで、加害者の異常な行動が目に見えてわかるようになる。
そこで確信できます。「自分は絶対に間違っていない」と。
無視に対して大人の行動を取る際には、その自信が重要なエネルギーになるのです。
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4.戦力を図面で確認する
自分にモラルハラスメント(精神的な嫌がらせ)をしている職場の人物相関図を書き出して、加害者集団の全容とウィークポイントを探ります。
何が恐ろしいのか明確にわからないから不安という感情はあり続ける。明確にわかったら不安は問題に変化するので対処可能なのです。
なんとなく分かっていることも、正確に書き出すことで相手の理解が深まります。この準備も安心の源になる。
方法は人物相関図を作り、自分が思う所感を書き入れるだけ。
この図を作ることで、三人が無視をしてきているとはっきりしました。
その中でもA先輩の無視がいちばん激しくて、C先輩はそれほど無視に積極的じゃないと判断できます。
5.なぜいじめの対象になったのか分析する
前の記事無視する人を心理学的な見地で解説。職場のパワハラ・モラハラでいじめの相手は主に4つの要素で決まるとお伝えしました。
- 加害者と被害者が似ていない(性格・行動・出身地・趣味趣向・生育環境など)
- 加害者が被害者に対して嫉妬心を感じている
- 反撃をされる恐れがない人を選ぶ
- 被害者が以前に加害者を精神的に傷つけたことについて根に持っている
これをもとに自分がなぜ職場で無視をされているのか、検証していきます。
無視は相手が一方的に悪い。
しかし相手もストレスを感じているから、無視をして解消しようなど幼稚な発想を思いつくわけです。
だからといって自分が反対に加害者のことをいじめ返したら、今度は自分がいじめっ子になってしまいますよね。それは避けたいところ。
大人の対応をして無視を解消しようと取り組むのは、敵対することが目的ではない。無視を解消することが目的なのです。
そのために相手の気持ちを理解してあげましょう(嫌かもしれませんが)。
考え方の基本は、
罪を憎んで人を憎まずです。検証の方法は、
A先輩を首謀だと仮定すると、元気で声が大きいA先輩に対して、私は声が小さく引っ込み思案だな。性格は似ていない。
私は去年、社内表彰をされたので、それが気に食わないという可能性もあるだろう。
昔から悪口を言われていたし、A先輩は傷ついているのかもしれない。
引っ込み思案だから怖がられていはいないだろう。先輩を傷つけた覚えは……特にないかな。
という風に照らし合わせながら、要素を抽出していけばいい。
大事なのは相手の立場で理解に努めることです。
気持ちを感じられたら、相手を憎む感情が少し治まり、いくらか楽になります。
6.認めてくれる人を見つける
2.やりがいを見つけるの章で、幸せは自分で生み出すと説明しました。
しかし他者に関わることで気分が良くなるのなら、それを生かさない手はない。
周りに仕事を真面目にしている信頼できそうな人がいたら、積極的に関係を深めていきましょう。
特に自分より立場が高い上司・先輩とのつながりを得たいところです。
周りの人に無視されていることは相談しても・しなくてもいい。そもそも相談して解決できそうなら、問題は簡単に終結する。
無視は実際の暴力行為が見えにくいので「当人同士の問題」だとされて対応が消極的になりがちなんです。
そのため無視の重大さを分かっていない職場では、相談しても意味が薄い。
それなのになぜ信頼でいる人を探すのでしょうか?
自分自身が会社や取引先・ユーザーの役に立っている実感を確かめるためです。
役に立っている実感も本当は自分自身で感じられたほうがいいでしょう。
しかし仲間から認めてもらうのは、即効性のエネルギーになる。
特に先輩・上司は自分よりも仕事の経験が豊富なので、確かな根拠を持ちながら自分を認めてくれるでしょう。
信頼できそうな人にあいさつや雑談などで徐々に距離を狭めながら、
最近は私を無視する人などが周りにいて、自分が会社に必要なのか疑問に思う時があるんです。
私はがんばって仕事をしているつもりですが、誰かの役に立っているのでしょうか?
と正直に聞いてみてください。そりゃあ「役に立っている」って言ってくれるはずです。
仕事をがんばっている周りの人も、自分が役に立っていると思いたいのですから、他のメンバーにもそう言います。
誰かに認められるだけで、無視に立ち向かう勇気がみなぎる。
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7.実際に大人の対応で無視を攻略
では最後に無視に対しての大人の対応を一連の流れに沿って紹介します。
- 無視をされても敵対心を持たず、何事もなかったかのようにする
- 加害者が上司と一緒にいるところを狙ってあいさつする
- 加害者グループでいちばん消極的な人に近づいて談笑を試みる
- 無視を責めずに、行動に対しての意見を告げる
- 自分のつらさをIメッセージで伝える
i.敵対せず何事もなかったように振る舞う
もちろん無視をされると傷つくでしょうが、ここまでのステップで相手の無視がいかに幼稚な行為なのかはっきりと理解できています。
無視をされても子供のいたずらだと思って、気にしないようにする。
そして姿勢を正して、気分を改めます。
無視をされても敵対せず、何事もなかったように振る舞います。
ii.あいさつをせざるを得ない状況づくり
今まではいじめっ子が多数:自分が一人という構図になっていたので、精神的な優位を相手にとられていました。
反対に加害者がその上司と一緒にいるときに加害者へあいさつすれば、無視をしたら上司が変に思うので、相手はあいさつを返さざるを得ない。
つまり相手一人:自分と上司という構図にできるので力関係は自分有利に働きます。
こういったあいさつを何度か繰り返せば、コミュニケーションを交わした事実ができる。満面の笑みをぶつけてあげましょう。
また自分がその上司とコミュニケーションが取れているなら
A先輩があいさつをなかなか返してくれないので、E部長(上司)とA先輩が一緒にいるときに、あいさつしてみていいですか?
と裏取りしておく。そうすると上司も状況がわかるので、もし無視がおきた場合はリアクションを取ってくれるはずです。
iii.いちばん消極的な人に近づいて雑談
集団でいると無視をしてくるのに、2人のときは無視ができない人。
例えば「気が弱い」もしくは「無視に積極的ではない」人を対象に、コミュニケーションをとってみます(前述の例で言ったらC先輩)。
比較的そんな人は攻撃性が低いため無視を意識すると罪悪感を感じやすい。
加害者集団を一枚岩でなくせば、打開策は見えてきます。
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iv.無視を責めず行動に対して意見する
そうして加害者集団の一人とコミュニケーションを取れるようになったら、思い切って無視をされている自分のつらさを告げましょう。
告げる際の約束は2つあります。1つ目は行動に対して主張することです。
つまりあいさつをしてくれないのなら
昨日の昼に会議室でC先輩とすれ違ったときに、あいさつ(行動)をしたのですが、先輩答えてくれませんでしたよね。何かあったのですか?
と質問をしてみる。
無視していることを言及すると、相手は攻撃をしている態度を認める必要が出てくるので責められているように感じます。
一方で行動(あいさつ)を話題にあげれば、気軽に答えやすいので、相手は反省か弁明をしてくるはず。とぼけるかもしれませんが。
しかしどのような反応があっても大人の態度で、許してあげるんです。
(責めたいのはやまやまですが)あえて責めずに、加害者組織を弱体化させることが重要です。
v.自分のつらさをIメッセージで伝える
何度かコミュニケーションが成功したら、思い切って加害者の一人をこっそり呼び出し、自分のつらさを主張してみます。
その際も相手を一方的に責めずに、自分が苦しんでいることだけを相手に伝える。罪に気づかせて考えさせるようにします。
前節で説明した、相手に告げるときの2つ目の約束は「Iメッセージ(自分を主語にした言葉)」です。例えば、
C先輩、聞いてください。これまでA先輩やDさん、そしてC先輩に無視されている気がして……私すごくつらかったんです。
そのことだけ言いたくて……。
最近C先輩はよく話をしてくれるようになったから、(私)とてもうれしいんです。
というように加害者に向かって自分の気持ちを伝えてみます。
「無視をしないでください」と要請すると、攻撃されているような気持ちを与えます。そうすると逆効果になり、反発が強まる恐れがある。
Iメッセージで伝えることによって加害者は自責の念を感じ、態度を軟化させるかもしれません。
このようにゆっくり一人ずつ加害者組織を弱体化させていくわけです。
最終的に首謀者と思われる相手に対して自分の意見を言えるようになれば、無視は解消するでしょう。
しかし相手によっては、なかなかうまくいかない。その時は大人の対応をあきらめて以下の方法に移行してもいいのです。
- 1〜6までの準備を徹底し、信頼できる仲間を見つけて複数人で立ち向かう
- 思い切って首謀者に大声でブチギレる(無視は続くでしょうが、精神的には優位に立てる)
- 自ら加害者に近寄らないと管理者に宣言する(しかし会社はそのことを好まない)
- 新しい職場を探す
心の余裕を持てなければ大人の対応はできません。
もし自分一人で心の余裕を持てないなと感じたら、心理カウンセラーなどの専門家に相談する選択肢もあります。
苦しさに負けそうなら一人で抱え込まず誰かを頼りましょう。
おさらい
精神的に大人の人は、心に余裕を持っているので他者を受容できます。つまり大人の対応をするためには、自信がなくてならない。
無視をされると自信を奪われていきます。そのためにまず自信があることを、姿勢を正して胸を張り、自分自身の感情に教えてあげるのです。
大人はさまざまな配慮ができるので、相手に真っ向から対立しようとしません。むしろ相手を受容して適切な対処を取る。
無視されている現状を詳しく分析し、まずは準備を整えたい。
相手の陣営を少しずつ切り崩していき、最終的に自分の主張をIメッセージで伝えられると、問題解決に前進します。