え〜いつもはこれくらいじゃおなかが空かないのに……
1食抜いただけで突然襲ってくる空腹感。食べていない不安からか、食事を抜いた影響が強くおそってくる。
空腹を感じることでイライラしてしまう。そしてイライラするとさらにおなかが空くのだ……
ダイエットをしている人は、食事を抜くこともあるでしょう。
しかし1食抜くぐらいでは平気だって思ったのに、なぜかおなかが空いてイライラしてしまう。
空腹で感じるイライラを止めるにはどうしたらいいのでしょうか?
実際のところ適度な空腹はリラックスをもたらしてくれます。
ネガティブなイメージを捨てて、空腹感を楽しめれば、心は満たされるのです。
空腹でイライラしてしまった
ある日、出勤する際にお弁当を忘れてしまったときのツイートです。
昨日お弁当を忘れて、食事を取れませんでした。 「これくらいでお腹が空くなんて幻想」だとタカをくくっていましたが、意識しすぎたせいか、小腸の蠕動運動が鮮明になるような感覚がしました。 それは空腹感のような気がしました。空腹感は意識により強化されるんですね。
— 薬師寺亮 (@ryoyakushiji) 2017年3月2日
昨日お弁当を忘れて、食事を取れませんでした。
「これくらいでお腹が空くなんて幻想」だとタカをくくっていましたが、意識しすぎたせいか、小腸の蠕動運動が鮮明になるような感覚がしました。
それは空腹感のような気がしました。空腹感は意識により強化されるんですね。
たかが1食抜く程度では、必要な栄養素は失われておらず、空腹を感じないと思っていました。
しかしいつも同じ時間に食事をするという習慣のせいでしょうか、昼食を抜いたことを意識してしまう。
結果として内臓が勝手に活動を始めたような気がして、空腹感を覚えてしまったんですね。
空腹感を覚えたことでイライラしてしまう。
そんなに肉体的にはつらくないはずなのに、なぜでしょうか?
空腹のイライラは勘違いじゃないか
そんな経験から空腹感について気になり調べてみると、ちょっと面白い一文がありました。
「空腹」時は、なにか物足りない感じはするが、心身ともにスッキリと軽くなる。それは、空腹になると、脳から快感ホルモンのβ−エンドルフィンが分泌され、さらに気持ちを安定させる脳波(アルファー波)が出現するからである。− 「空腹はなぜいいか?」石原結實
- 簡単な用語の解説
- βーエンドルフィン ー 鈍い痛みを和らげる
- アルファー波 ー リラックスしている時に多く見られる脳波
要約すると「空腹」のとき、その痛みはホルモンの働きにより和らぎ、さらに脳波により気持ちが安定するとのこと。
弁当を忘れて感じる空腹感は、意識(後悔や不安)が及ぼす影響が中心なんです。
つまり身体的には全く逆の作用が働いているのですから、イライラしてしまうのは勘違いとしかいいようがありません。
確かに鈍い痛みが空腹であることを意識させます。
しかしそれは杞憂な感覚で、本当はもっとハッピーな事が身体の中で起こっていると解釈すればいい。
イライラは欲求が満たされないことで起きる単なる錯覚であり、実際のところ適度な空腹によりリラックスしていいのです。
おなかが空いたと感じたら、リラックスしているんだなぁと思えれば、気が楽になりそうです。
まとめ
- 食事の前、空腹になり、幸せを感じる
- 食事で、満腹になり、幸せを感じる
食事を楽しみにしても、食事をとっても幸せを感じられる。
イライラも解消されるので、すばらしい気持ちでいられそうです。
僕は食事が大好きです。むしろ人生一番の楽しみは食事だと考えるほど。
生命維持活動に喜びを感じるのは当然のような気がするのです。
イライラする回数が減れば、大らかな気持ちになれる。
食事と精神は密接な関係性を持っているんですね。
お腹が空いたら、幸せを実感する。多くの人に"おすすめ"の習慣です。ぜひ試してください。