心理学検定を攻略

【まとめ】心理学検定2020年度を完全攻略〜内容解説+勉強法

投稿日:2019-05-16 更新日:

人の心は深い……しかし心理学を学べば、さまざまな問題が解決できそうだ。

2019年度の心理学検定を受けた友だちが、私にもこの試験をおすすめしてくれた。

高校生からお年寄りまで受験している、けっこう人気の検定試験らしい。

合格したら履歴書も彩れるし……なかなかいいかもしれない。

毎年8月は心理学検定の試験日です。

特一級まであるこの試験について、概要やメリットについてご紹介します。

また公式問題集一問一答問題集などの公式テキストを使った勉強方法についてのノウハウも知れますよ。

記事の内容をさらに詳しく知るには、各章節にある別記事へのリンクに進めばOK。

心理学検定に合格するための準備を完全に整えちゃいましょう!

1.心理学検定の基本情報

一番のメリットは活用できる場面が多いこと

実のところ心理学検定に合格しても、特別な就職先や進学先があるわけではないんです。

それでも仕事・生活のあらゆる場面で活用できる心理学の知識はすぐれものでしょう。

現代の悩みをひもといていくと、ほとんどが他者との関わりにたどり着くんです。

心理学の造詣が深くなると、他者の気持ちに寄り添えるようになり、また科学的に有効だと証明されたコミュニケーション方法を活用できる。

さらに自分の心への理解が増すので、メンタル面で粘り強くなり、自己成長の潜在力が高まるのです。

また心理学検定に合格すると人間力向上以外にも実利的なメリットが2つあります。

  • 一部カウンセリング学会や大学の心理専攻科を目指す人のために、有利な条件を得られる
  • 履歴書に書けるので就職活動が有利に働く

つまり一部の人にとっては、心理学検定の学びが直接生かせる道があるってことです。

以上を踏まえると心理学検定は誰にでも恩恵を与えますが、あくまで学んで生かそうとする意欲と態度が重要になってくると考えられます。

心理学検定の概要、次回の日程

心理学検定は10の専門領域について学んでいく。

学問の歴史から、神経学や生理学、教育、臨床、産業、福祉、犯罪などなど、たくさんの領域があるので、好みに合わせた学びが可能です。

申込みは誰でもでき、検定費用は6,480円からです。

よくある資格ビジネスのように高額な講習とセットになっていないので、ムダな費用がかからない。

3領域の合格で取得できる2級から気軽に申し込めます。1級の取得も初年度から目指せますよ。

次回の試験日は、

2020年8月23日(日)

申込期間は2020年5月22日~6月24日まで。

申込みはこちら(時期によっては申込みを受付していない場合があります)

心理学検定公式サイト

心理学検定は難しいが、合格難易度は低い

僕が初めて心理学検定の問題を見たとき、かなり頭が混乱したのを覚えています。

文章表現もややこしいし、専門的知識を求められる問題ばかりなので難しく感じたんです。

しかし難関試験に比べると合格難易度はかなり低いでしょう。

100時間勉強すれば1級に合格できる可能性が高い、と僕は考えています。もちろん適切な方法で学ぶことが条件ですが。

公式によると心理学検定は大学卒業程度の心理学知識を証明できるようです。

取得することで一目置かれるのではないでしょうか。

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2.過去問で心理学検定を体験

過去問があるのは公式問題集のみ

過去問が掲載された心理学検定の書籍は、公式から出版されている「心理学検定公式問題集」のみでしょう。

また掲載問題が一冊につき50問のみと少ないので、過去問を用いた試験対策は現実的に難しい。

しかしその点を差し引いても公式問題集は購入する価値が高いんです。

この公式問題集は過去問だけではなく多くの対策問題とその解説が載っています。

さらに他の公式テキストにはない心理学の知識も掲載されているので、参考書としても十分に活用できる。

受験者の役には必ず立つので、絶対に購入したほうが良い、と僕は考えています。

中古で買うと安い心理学検定の問題集

心理学検定の公式は問題集の新冊を毎年発売しています。

もちろん最新版を購入するのが一番いいと思いますが、少しでも節約したい人は古い年の中古品を購入すればいい。およそ半額以下の値段で買えるようです。

過去問は毎年リニューアルされますが、その他の対策問題は毎年ほぼ同じなんです。

しかもたった20問しか過去問がないので、それほど優先しなくてもいいんじゃないかな、と僕は思います。

でも僕がもう一度買うならやっぱり最新版かな。

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3.初心者が心理学に慣れるための一冊

前述したように心理学検定の問題はかなり難しい

しかし文章や用語に慣れてくれば、苦もなく読み解けるようになるでしょう。つまり基礎力をつけたほうがいいんです。

しかし基礎力をつけるための入門書ですら、小難しく表現している本が多い。悩みどころですね。

一方マンガで学ぶシリーズまで砕けてしまうと、情報量が少なく、また難解な表現への体制が付きにくい。つまり

  • しっかりと情報量がある
  • 図解が豊富で分かりやすい
  • 難しい表現についても理解できる

という厳しい条件をクリアーしている本がほしいですよね。

僕のおすすめは「心理学ビジュアル百科」です。この本がなぜおすすめなのか、理由は以下の通り。

心理学検定を受験する人は、まず公式テキストを購入する人が多いと思います。

しかし公式テキストは初学者向けではないので、心理学を難しいと感じてしまうかもしれない。

つまり初学者は前もって心理学の基礎力をつけておかないと、勉強の初期段階で挫折するかもしれません。

心理学ビジュアル百科で楽しみながら基礎力がつけば、学びたい意欲が増すはずです。

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4.心理学検定の勉強攻略法

試験対策期間・勉強時間の目安

心理学を学んだことのない初学者でも、心理学検定に一発合格できる

それも6領域に合格を要する1級だって、目指せる現実的な範囲なんです。

勉強時間の目安は100時間ほど。

例えば受験日3カ月前から対策するなら、毎日1時間半だけ勉強すればいい

適切な方法で試験対策に取り組めば、ガリ勉しなくても大丈夫なんです。

心理学検定の勉強法

基本的には公式テキスト3点に取り組めば大丈夫です。全くの初学者は前述した心理学ビジュアル百科も読み込んだほうが確実でしょう。

ステップ1.心理学ビジュアル百科

基礎の力をつけるために何度も読み込みましょう。目安は20時間ほどかけたい。

心理学の用語や特徴的な概念に慣れたら卒業していいと思います。

ステップ2.心理学検定基本キーワード集

おそらく一番テスト範囲がカバーされている情報量の多い本です。

残念ながら少々ややこしいテキストなので、ある程度の知識がないと読み込めないでしょう。

重要語が太字になっています。それをチェックペンなどで隠し、思い出しテストに利用すれば、記憶の定着がはかどる。

ステップ3.心理学検定一問一答問題集

基本キーワード集の確認テストとして使えます。

実のところ心理学検定のテスト範囲は一冊にまとまっているわけではない。

公式テキストはそれぞれの本にしか載っていない情報があるんです。

つまり一問一答問題集は確認テストとしてだけではなく、参考書としても活用したほうがいい。

ステップ4.心理学検定公式問題集

実際の試験のように答えが4択になっており、模擬試験として活用できます。

一問一答問題集と同様、公式問題集にしか乗っていない知識もあるので、じっくりと解説まで読み込みましょう。

ステップ5.再度ステップ2に戻る

公式問題集まで終わったら、時間が許すかぎり何度も「基本キーワード集」「一問一答問題集」「公式問題集」のサイクルを繰り返しましょう

できれば4週くらいしたいところ(もちろん挑戦する領域分だけ取り組めばいいですよ)。

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5.どうせなら心理学検定特一級をめざす

特一級に合格する基準を確認

僕が心理学検定特一級に合格したのは2018年度の試験です。

2017年度に7領域で合格、2018年度は3領域の合格、10領域を制覇したので晴れて特一級に合格、という歩みでした。

試験勉強に費やした時間は2年分を合計して約150時間くらい。これくらいの勉強時間でも少々余裕を感じましたね。

もし「勉強が苦手だなぁ」と感じている人でも最低150時間を勉強に費やせれば、なんとか合格できるのではないでしょうか。

領域ごと6割の正答があれば、合格基準に達するようです(試験状況によって基準は前後する)。

自学で合格ラインを判断する方法

ここまで分かれば合格だ!というラインが分かれば安心ですよね。

前章で話した勉強攻略法に従って、僕なりの合格ラインを以下に示します。

心理学検定公式問題集の問題に、すべて正答できる

心理学検定一問一答問題集の問題に、8割正答できる

心理学検定基本キーワード改訂版の隠したキーワード(太字)を、8割答えられる

理解が深まった領域はそこで勉強を止めて、苦手領域の学びに切り替えれば効率が上がるでしょう。

統計・測定・評価だけは入門書を読んだほうがいい

ほとんどの領域はこれまでに述べた対策で十分です。

しかし統計・測定・評価だけはテキストに書いてある内容を読んでも理解が難しく、僕自身かなり苦戦したのを覚えています。

(多分ほとんどの)心理学の基本書には統計と測定特有の数学的知識の詳しい記述がなかったため、公式テキストにある解説の意味が分からない。

もしかしたら理解が浅くても、公式テキストを丸暗記できれば合格するかもしれませんが、どうせなら理解したほうが後々役に立ちますよね

僕は「マンガでわかる統計学」という本で学んでから、統計学の意味がよく分かるようになりました。

測定の領域については基礎勉強をしなかったので、ほとんど分かってないまま本番に挑戦するはめに。

評価の領域は数学的な専門知識を求められないので、気にしなくてもいいと思います。

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おさらい

人間が生きていく中で生じる悩みのほとんどは対人関係で生じる、とアルフレッド・アドラーは考えました。

つまり心の理解に努められる心理学を学べば、私たちが日頃ぶつかる問題を解決する力が育まれる。

心理学を体系的に学べる心理学検定は毎年8月に受験できます。

それほど難関ではないので、生涯学習の基礎力育成のために取り組みたい試験です。

どうせ勉強するなら効率的な学び方で取り組みたいですよね。

心理学検定特一級を保持している僕が実践した当記事にある方法を使って学べば、合格確率が高まるかもしれません。

心理学検定の最高級「特一級」は全領域を制覇するだけ獲得できます。

特別難しくなるわけではないので、ぜひチャレンジしてみてください。

  • この記事を書いた人

やくしじ

産業カウンセラー。個人向けの心理カウンセリングと、少年院のキャリアカウンセリングをしています。すべての行動には目的がある。熱意・不安・焦り・イライラなどの制御できない溢れ出す思いを全人的に受容し、自己理解を支援する。単発的な傾聴のニーズや、継続カウンセリングを通しての自己変容や目標達成を支援します。ご依頼はお問い合わせへご連絡ください。詳しいプロフィールはこちら

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