「仕事ってものはテキパキと終わらせてさっさと家に帰るものだ!」
同僚は遅い時間に忙しそうな顔をして今日もだらだら残業をしている。
それなのに成果が出ているようには見えない。
自分のライフスタイルとは違うと思っている。
しかし定時に帰ると後ろめたい気持ちになるのがなんか嫌だ……。
だらだら残業はこの4つの傾向があります。
- 残業代を稼ぎたい
- 残業は正義!信念
- 仕事の優先順位付けが下手
- 決められた就業時間に働いていない
ダメな残業の理由と、
それを見てイラッとしない方法について解説します。
だらだら残業をする人の傾向
「その残業は必要ですか?」と問い正したくなる。オフィスでよくある一幕です。
お金のため?でも残業代がでないのに遅くまで残っている人がいる。
なぜ彼らは残業をするのでしょうか?
残業を稼ぎたい
残業代が増えれば給料が上がる。それを自分の収入計画に含んで考えている人がいるのです。
例えば手取り20万円の人が一日1時間半ほど残業すれば、それだけで月収が25万円ほどになる。
残業代を収入に想定して、
- ローンを組む
- 遊ぶ計画を立てる
それじゃあ残業が止められなくなります。
残業をするために通常勤務時間の仕事をダラダラする習慣がつくとアウトですね。
お金にケチケチしない方法
残業は正義!信念
昔から根付いた残業のイメージを変えないと残業は減らない。
従業員に残業をさせれば低リスクで業務を安定遂行させられる。
そんな環境で残業を奨励されてきた人たちは、
残業=努力となりがちですね。
新人たちは先輩が残業をしているから早めに退社できない。それが悪循環となり次の世代へと引き継がれる。
残業をしている人がお互いに連帯感を覚えて残業=正義になるのです。
自分の考えを大事にする考え方
仕事の優先順位付けが下手
仕事が山ほどある人は残業をするしかありません。
しかし同じくらいの仕事をしているはずなのに早く帰れる人もいる。
残業をする人としない人、どのような違いがあるのでしょうか?
能力が低く、仕事が遅い人
手早く仕事をする能力がない人は残業で対応しようとする。
がんばっているのに仕事が終わらない人は、残業の原因が明確だからそれほど問題はありません。
その人が成長できるようにチームでサポートすれば残業時間は減っていく。
仕事は遅くないのに、仕事が終わらない人
問題はたくさん仕事を見つけて抱え込んでいる人です。
根が真面目なんでしょう。「やらねば」志向で仕事の取捨選択ができない。
遅くまで働く自分を人と比較することで誇りを感じる。それで自分が正当化されるのです。
自分が一生懸命がんばらなければならない。それがやりがいだと感じられているうちは良いのですが、ストレスが蓄積し心や体が病むかもしれません。
やらねば思考は勝ち負け主義だ
決められた就業時間に働いていない
集中して仕事ができない人は、仕事を先延ばしにする傾向があります。
勤務時間のちょっとした雑談を止められない、ニュースサイトで必要のない情報を見る。本来の仕事に意欲がないのでしょう。
残業をして並の仕事しかできないのなら、立場がどんどん悪くなります。
考えるのが辛いのか、失敗するのが怖いのか、仕事を先延ばしにする自分に向き合えれば良いのですが……。
仕事の意欲を継続させる
ダラダラ残業せず定時で帰れば未来が広がる
定時で帰れる状況を作れるのは素晴らしいことです。
仕事を放棄していない限り、その人は会社における責任を果たしている。
定時で帰ると自由に使える時間が増えます。
自由の使い方は重要ですよね。
スポーツジムなどに通い、体を動かすことは健康につながる。趣味や外食を楽しむことも、ストレス解消に役立つでしょう。
しかしそれだけではせっかくの時間がもったいない。自分の成長につなげてほしいのです。
新しいことを考えることは成長の近道です。そのために今まで自分が知らなかったことを体験すればいい。
- 今の仕事を深める
- 仕事の幅を広げる
- 新しい仕事にチャレンジする
さまざまな人と会いテーマを持った会話を深める。さまざまな場所に行き体感し吸収する。
または語学をがんばり、自分の願望をかなえる勉強をする。いままで感じていたコンプレックスを解消する勉強とさまざまな取り組みができます。
1日2時間でもがんばれば月60時間学べます。残業をしている人と比べ格段に成長する。
成長をするためには考えることが重要です。いつもと同じことではなく新しいアイデアを考える。
- 課題を見つける
- 思考を深める
- 考えを振り返る
このプロセスを守り、学びに取り組みたいですね。
- 自分のための時間を作ることが、自分を成長させる
- 自分を成長させることが、人生をより楽しむことにつながる
終わりに
時間を使って仕事の穴埋めをするのは本人の能力向上を妨げます。
しかし残業をしなくてはいけない状況は絶対にありますよね。
そこで「遅くなったけれど終わった〜」と満足はしない。
効率よく仕事を終わせる方法を考える。
会社はもとよりスタッフ個人が残業を減らす努力をすれば、自己成長にチャレンジできる人が増える。
それが社会を幸せにする確かな方法だと思います。