もう裏切られるような恋はしたくない。
社会人になって〇年、そろそろ結婚も考えている。誠実な人と出会いたい。けれどマッチングアプリは少し怖いし……。
人生でほとんどの人が経験する恋愛。
出会った相手の不誠実さで苦しむのは男性・女性問わず深刻な悩みでしょう。
誠実な人と出会うにはどうしたらいいのでしょうか?
自己成長を志せば、出会いが格段に増える!?
えっ、イマイチ意味がわからない……?実は自然な流れで恋が発展しやすくなるんです。
目次
自分自身が誠実になれば、誠実な男性と恋愛できる
そもそも自分は誠実なのか?
自分が相手に望む誠実という資質は、もちろん相手も自分に望んでいます。
一方的に自分が尽くしてほしいと望んでは、誠実なパートナーもいずれ不誠実になってくる。
前記事誠実って何?本当の真心に迫る。誠実を身につける基本姿勢を知るでお伝えしましたが、
誠実な人は
パートナーだけではなく社会全体の役に立つように、問題解決を目指して労力を惜しまない資質
を持っています。
人の役に立とうと思える気持ちは、無尽蔵に湧き出るわけではありません。
そもそも貢献したいと思えるほどの精神的な余力が必要なのです。
精神的余力の源は幸せであることに他ならない。
誠実なパートナーと付き合えることになっても、自分が尽くされるばかりなら、相手の幸せな心を消耗させる。
結果として誠実だった相手は、いつの間にか不誠実な人になってしまう。
つまり誠実であり続けてもらうためには、自ら誠実であろうとする覚悟が必要なんです。
もし誠実とはなにかピンとこないようなら、まずは以下の記事を見てほしい。
誠実って何?本当の真心に迫る。誠実を身につける基本姿勢を知る
昔、私は恋人を裏切った……暗闇の海に沈められたような後悔は、二度としたくない。 だから今こそ誠実でいたいと思う。しかし誠実というイメージがうまくつかめない。 「自分に誠実」って「真面目」と意味が違うん ...
もちろん「自分は誠実でなくてもいい」と考えるのは個人の自由です。それは仕方がないことだと思います。
しかし身勝手な気持ちのままなら、信頼関係は相手に依存しないと支えられない。つまり自分の意志では関係を強固にできません。
相手の気分次第でお互いの関係が良くなるか・悪くなるか決まるということです。
そんな他力本願の関係より、自らが誠実になってお互い支え合ったほうが何倍もマシでしょう。
誠実への第一歩は自己成長に向かうこと
僕は誠実である人が、誠実な相手と結びつく可能性が高いと考えています。
根拠は、
- 人の役に立とうとする人は、同じように人の役に立とうとする人に巡り合いやすい
- お互いのがんばりを共感し合え、信頼関係が深まりやすい
- 信頼関係が安心感を生むので、パートナーシップを結ぶ相手として求められる
というところ。ごく自然に恋愛が発展するケースといえるでしょう。
そのためには自分が誠実であろうすればいいわけです。「人の役に立とう」と真剣に考える人になる。
では人の役に立とうと思えた人は、何をするべきでしょうか?
まず自分がしていること・得意なことをリストアップする。それらを人の役に立てるためにどうしたらいいか考えるんです。以下に例を上げましょう。
- 学校の先生をしている人の場合
- 教育の仕事を熱心にがんばり、子供たちの能力を育んでいる
- 機嫌が悪い子供をやる気にさせるのが得意だ
- 授業での大事なポイントに向けて子供たちを注目させるのがうまい
などの要素を明らかにできる。その要素を発展させて次の行動を考えてみます。
仕事のスキルならその仕事内で発展させてもいいですし、専門以外の分野で生かしてもいい。
- クラス担任の仕事を熱心にがんばり、子供たちの能力を育んでいる
自分が好きな一つの分野を集中して研究し、そこでわかった情報を他の先生に共有しよう。
学校以外の場所で発表してもいい。例えばブログを書いたら読んでくれるかもしれない。
- 機嫌が悪い子供をやる気にさせるのが得意だ
関係者をやる気にさせる技術は一般の会社やサークル活動でも求められる。
コーチングスキルを勉強して一般向けに理論を構築できたら、勉強会など開けるかもしれない
- 授業での大事なポイントに向けて子供たちを注目させるのがうまい
人の興味を維持しながら話し続けるテクニックは、学校現場以外でも活用できる。例えばプレゼンや自己PRなど。
このテクニックも理論ができたら知りたい人はいるだろう。
という感じです。ほら簡単に目標ができました。
この目標は自己成長の目標と言っていい。自己成長の目標を通じて、誠実な自分を目指していくんです。
しかし中には「自分には何もできない」と自信が持てない人もいるでしょう。
自信がないと感じても継続的に取り組んでいることは、高い技術を持っているはず。
もし本当に技術がないなら今から身につける技術でも人の役には立てられます。
- 小規模オフィスで事務員をしている人
- プロ級ではないがエクセルの関数が得意だ
- 職場でよく話しかけられるので自分を起点に明るい雰囲気が流れている
- スポーツジムに通って体を鍛えてみたい
というようにしていること・したいことをリストアップします。
リストアップした要素を深く掘り下げて、誰かの役に立てられるアイデアを出す。
- プロ級ではないがエクセルの関数が得意だ
エクセルの達人になるために勉強をし、そこで得たノウハウや苦労話を共有すれば、役に立つ人がいるだろう
- 職場でよく話しかけられるので談笑が耐えない
一方で話しかけられない人もいる。なぜ話しかけられやすいのか自分なりに分析してみる。
人から話しかけられやすい人柄を明確にすれば、その人柄になりたいと思う人向けに、メール講座ができるかもしれない。
- スポーツジムに通って体を鍛えてみたい
スポーツジムに通ってみたいけれど、勇気が出ずに申し込めない人がいるだろう。
自分が体験してどう変わっていったのかブログに書けば、自分を変える勇気を与えられるかもしれない。
というように、どんな人でも自己成長の目標は立てられるんです。
今回は会社を飛び出して一般の人向けにできることを考えてみましたが、もちろん自分の仕事に対して真剣にがんばってもいいですよ。
このように自己成長の目標が立てられたら、何かが起こります。それは、
新しい行動が生まれる。
行動が増えれば、必ず出会いは増えます。
新しく出会った相手と恋愛関係に発展するかもしれません。
自らアクティブに自己成長を目指して動けば、出会いの選択肢が圧倒的に増えてきます。
一般的に婚活といえばマッチングアプリや婚活パーティーというように、素性がわからない相手と出会わなければならない。
中にはいい人もいるでしょうが、自分の都合しか考えていない人も多い。なかなか誠実な相手を一本釣りできそうにはありません。
もちろん婚活サービスも一つの手段ですが、出会いの可能性が多彩にあったほうが誠実な人が見つかる可能性は高いでしょう。
つまり人のためにできることを見つけて、その実現のために自分を高めていく「自己成長」という、一見まわり道に思える行動を目指す。
自己成長の努力が誠実な相手を見つける近道になるんです。
明確な自己成長の目標設定。人生のやりがいを999%高める理論
自己成長の目標設定と言われても、例がないとよくわからない。仕事以外に努力していることなんてないし……。 たまに自己啓発書を読んだりしているが、そんなことじゃない気がする。 個人目標のこと?仕事以外の努 ...
誠実な男性との出会いを増やし、関係を深める方法
人脈を広げ、がんばる人を応援しよう
自己成長に向かって努力を始めたら、自分を中心に人々の交流が始まります。
例えばエクセルのノウハウを周りの人に役立てたいと考える人なら、その構築した理論を以下のような方法で披露するようになる。
- 商店街の人たちに向けたセミナー
- エクセルの実践法や応用術を紹介するブログ
- 子育てからの復職を支援する講座
などさまざまな場所で活動をアウトプットできるんです。
アウトプットができるということは、自分はすでに人の役に立ち始めています。
また人脈を広げて事業を活発にしたいとも思うでしょう。
直接取引をする(理論を教える相手)人とのタテのつながりだけではなく、直接取引をしない人とのヨコのつながりも広げるように意識してみる。
- タテのつながり→自分のサービスを提供する相手
- ヨコのつながり→知識や経験を共有しお互い支え合う仲間のような関係
タテのつながりは自分の役割へ真面目に取り組めば、自然に増えていくはずです。
ヨコのつながりは、
- 友人・知人の紹介
- 参加したセミナーの懇親会
- SNSでの交流
- 旧友との再開
などで広げていける。特にSNSでの交流は手軽にできるので、ぜひ始めてください。
実際はタテのメンバーがヨコになり、ヨコのメンバーがタテになるケースも多々ありますよ。
人間関係が広まってきたら、自分と同じように人のためにがんばろうと活動している人に出会える。
そこで出会った自分と同じようにがんばっている人を応援するのです。
同性でも異性でも同じ一人の人間ですよね。
「恋人がほしい」「結婚したい」というゆがんだ眼鏡で相手を見ずに、誠実な気持ちで応援する。
応援といってもお金や物質を援助する必要はありません。時間がないときは無理して駆けつける必要もない。
相手を自分の仲間として受け入れ、活動を見守り、声援をおくるだけでも十分なんです。
そんな関係が続けば仕事を離れてプライベートな会話ができる機会が訪れるでしょう。
飲み会などで親交を深めていけば、お互いに恋愛相手を求めているのなら、関係が発展する可能性が高いと思えませんか。
実は僕も妻とのなれ初めはお互いを応援しあう関係からでした。
何度かデートを重ねて自然に恋愛関係へ発展する。今は良好な結婚生活を送っているつもりです。
恋人を見つけるためだけに人と出会うのは、家電量販店でロボット掃除機を求めるような、自分に都合の良いモノを見つける行為と似ています。
恋愛を求めなくても新しい人と出会い、お互いの体験を広げようと思える人は、誠実な価値観を持っている。
双方が相手のためを思えるなら、信頼関係は築かれるのです。
恋にがっつかず、人脈を増やすことが誠実な人を見つける最短距離でしょう。
3つの原則でわかる信頼関係の築き方。利益&貢献をつきつめろ!
構築した信頼関係が崩れるとつらい。まじで苦しくなる。 職場・営業先などのビジネスシーン、恋愛・家族などのプライベート、このような人間関係では信頼の築き方がなにより肝要なのだ……。 自立して生きていく以 ...
受容は人生をポジティブに変える
関係が深まってくると相手の行動が自分の感情を強く揺さぶり始めます。
たとえば待ち合わせの約束時間に相手が遅刻してきたら不満を感じてしまう。
心の中でひそかに付けていた相手の採点を、些細な理由で減点してしまうかもしれません。
もちろん性格的に合わない相手とムリに付き合う必要はないでしょう。
しかしそれ以上に誠実さが気に入っているのなら、相手の全てを受容するつもりで接してみる。
先程の遅刻で例えてみます。
全てを受容するといっても、遅刻を無条件に許せばいいというわけではありません。
遅刻に関して苛立ってしまうのなら、自分の問題を見つけ出し、できる対処を真面目に考えるという意味です。
では相手の行動に対して不満を感じたとき、どのように対処すればいいのか、以下で説明しましょう。
まずなぜ遅刻されて嫌なのかを考える。
- 貴重な時間がもったいなく感じる
- 見ようと思っていた映画の上映時間が迫っている
- この先ずっと遅刻グセが続くと想像したら怖くなる
出てきた問題に対して、自分でできる解決方法を考えてみる。
- 貴重な時間がもったいなく感じる
待ち合わせはカフェ店内でして、相手が来るまで自分の仕事を進めれば、時間は無駄にならない
- 見ようと思っていた映画の上映時間が迫っている
違う楽しみ、たとえば美術館にでも足を運べばいい、と柔軟な思考を心がける
- ずっと遅刻グセが続くと思うと怖い
まず自分の心配を正直に伝える。お互いで協力して待ち合わせを遅めに設定するなど対策しながら、気長に改善を試みる
「相手が悪い、自分は悪くない」というような白黒二択で考えずに、いちばん最適な方法を決めるのが、誠実さに必要な要素なのです。
もし一つの問題に向き合っていても、人はそれぞれ必ず違うことを考えています。
例えば遅刻という問題なら、自分は「早起きくらい簡単だ」と思えるかもしれませんが、相手にとっては「二度寝の瞬間は至福のとき」なのかもしれません。
同じことに対して100%意思疎通をするのは、どんなに仲良くなっても不可能です。
だからこそ相手の存在を受容し、問題が発生したらお互いにとって一番の解決方法を見つけるようにする。
これは恋愛だけにかかわらず、人間関係全般に言えることでしょう。
受容を大切にすることは、誠実にお互いへ向き合うために必要な価値観だと僕は考えています。
価値観が合わない!自立の方法を検証。カップルの結婚式で具体例
価値観が違うといって関係を諦めるのか? 考え方を否定されると悲しい気持ちになる。大事な人と価値観が違うとなおさらでしょう。 しかし関係は続いていく。いつまでも自分を押し殺していては不満が爆発するかもし ...
お互いが成長に向かうイメージで
とうとう恋愛関係に発展したら、幸せを分かち合うために、お互いが一緒にいる時間が増えるでしょう。
それは非常に喜ばしい。しかし自分のために相手の時間を奪ってはいけません。
例えばどうしても観に行きたい映画があるとします。
相手はその映画にまるで興味が無い。自分としては観たい。だけど相手にも魅力をわかってほしい……
そこで嫌々付いてきてもらっても、相手が不満に思う可能性は高いですよね。
かといって「じゃあ他の友達と見に行けばいいや」と諦めたら、今後もずっと趣味を共有することは不可能でしょう(他にも趣味があればいいですが)。
ここで取れる戦術としては、映画の良さをおすすめする簡単なプレゼンをすることです。
- どうしてその作品が観たいのか、自分が思う要素を拾い上る
- 相手が興味を持てそうな映画の要素を探し出す
- 2人で会っている何気ないときに、映画についてのフリートークを始める
- フリートークの流れで自然に映画の良さのプレゼンを始める
結果として興味を持ってくれれば一緒に映画に行き、持てなかったら友だちと行けばいい。
趣味は新しい知見が得られますし、単純に楽しいからストレス解消には最適でしょう。相手のためにもなると思ったら積極的に進めてもいいんです。
しかし受容の心は忘れずに、相手が誘いに乗らないからって怒ってはいけません。
時間は奪い合うものではない。2人で積極的に生かすものです。
相手は「今していること」以上に「提案されたこと」の魅力を感じていないから、新しいことをしないだけ。
そう考えれば相手に興味をもたせる手段が思いつきそうです。
大切なのは、
お互いが自己成長に向かってがんばり合える関係づくりでしょう。
相手を大切にした分だけ、自分が大切にされるような関係を目指して、幸せを築いてくださいね。
信頼関係とは何か?定義を考察。互いの利益を生む仕事のつながり
ことあるごとに上司から、信頼関係の重要性を説かれる日々。 「クライアントとの深い信頼関係がほしいだろ?信頼ってものが、職場でも、仕事をする上でも、いちばん大切なことなんだ。」 そんな上司の言葉にうなだ ...
おさらい
恋人探しは「さみしい」「心配」という自分の不安を解消しようとする行動です。
その気持ちを持つことは、どうしようもなく当然のことでしょう。
しかし恋人を「探す」という発想を転換して「出会う」可能性を広げるために活動すれば、不安を解消して、なおかつ自分に自信を付けられる。
自己成長をがんばれば人脈が必ず増えるので、運命の相手に「出会える」確率が高まります。
付き合い始めたらお互いが誠実であるように、自ら相手の役に立つと思える行動を望む。
優しい人がそばにいたら、相手も優しくなれる。
恋人同士が似通ってくるのは心理学的にも正しいとされています。
積極的に相手を受容して、2人で楽しい人生を築き上げましょう。