他者に流されない強さ

いらない貰い物やプレゼントの断り方。さらに良い関係を築く技

投稿日:2017-11-30 更新日:

いらない貰い物やプレゼントの断り方。さらに良い関係を築く技

○ちゃん!いいところに来たな~。この煎餅、たくさんあって困ってるのよ、貰ってくれない?
えっ、そんな、悪いですよ~(困惑)
遠慮しなくて、いいから、いいから〜!
(あ”〜〜〜わたし煎餅苦手なんじゃー!!、断りたいっ、でも言えない・・・

相手が善意でしてくれることを一方的に断ると、関係がギクシャクしそうで嫌ですよね

しかし少し頭の切り替えをするだけで、あなたはすぐ”断り名人”になれるのです。

貰い物やプレゼントは”心”を受け取ろう

貰い物を断るときの定番フレーズがありますよね。

お気持ちだけ頂戴します。

まさに気持ちだけ頂戴できれば最高だ。しかし相手は「気持ちだけと言うけれど、本当は嫌だから断ったんだ……。」とがっかりされそう。

気持ちだけ受けとり、相手を傷つけず、要らないものを断るにはどうすればよいのでしょうか。

断れないと感じる自分の心

なぜ、貰っても嬉しくないのか?

多くの場合、贈り物は善意の行動です。

しかし嫌いなものや、大量で使い切れないものを貰うと困ってしまいます。例えば嫌いな食べ物を貰って食べなければならないと考えるとゲンナリしますね。

また人は嫌いなものを見ると、危険を感じ不安になります。不安を押し殺してお礼を言うことは精神的につらい。

他にも貰い物があることで、献立などの生活の流れに影響が出る。何事にもきちんと取り組みたい人は、ストレスを感じるかもしれません。

なぜ、断れないのか?

自分の友だちの愚痴を聞いているときに「愚痴るくらいなら直接言えばいいのに」なんて思いませんか?

自分の意見をはっきり伝えられない人を見ると、もどかしい気持ちになります。だけど自分でもはっきり言えないときがある。

一方で貰い物を断れない人も、相手が変わるとスパッと断れる

例えば夫の両親からの貰い物は断れない。しかし自分の両親なら「ごめんね、たくさんあるからいらない」って言える。

ある友達に「これあげるね」と言われて要らないものを受け取ってしまった。でも全く知らない人からだと、怖くて受け取れない……。

このように貰い物を断れない人と贈った人には「気づかいしている」と推測されます。

そんな関係では、無条件で自分が受け入れられているとは感じない

だからこそ断ることで相手を傷つけるのではないかと心配し、相手に傷つけられるのではないかと不安になる。

  • 信頼関係に不安がある相手を、傷つける・傷つけられることを怖れるから、人は言動を考える

贈り物をする人は受け取る人の味方だ

ご近所やし、当然よ!(仲良くして〜、私を見て〜!)

人に物を贈る人は、相手に肯定的感情を抱いてほしいと考えています。

  • 贈った物が役に立ったと感謝されたい
  • 受け取った人のためになったと感じたい
  • 要らないものを捨てるのがもったいないから、誰かの役に立てれば納得できる
  • 関係を持つ人に物を贈ることが礼儀だという信念を持っている……など

相手を好きか嫌いかに係わらず、贈った人はお互いの関係を良くしたいという思いがある。

贈った人はを贈っていますが、その裏に隠している思い(心)を受け取って欲しいのが本音です。

しかし受け取る人は物に対してお礼を述べる傾向があります。

そして貰っても嬉しくない物に対して、嫌な気持ちになる。

  • 贈った人→を贈る
  • 受け取った人→を受け取る

ここからわかるのは、贈った人と受け取った人のやりとりは、すれ違っていること。

贈った人がを受け取って欲しいのなら、受け取る人もを受け取れば良い。

心を受け取って喜ぶと「あなたの味方ですよ」というメッセージに聞こえる。それはお互いにとって気持ちいい言葉です。

そして物が必要なくて受け取れないときは、心をしっかりと受け取って、物は受け取らなくてもよいのです。

  • 贈った人は心を受け止めてもらいたい
  • 心をしっかりと受け止めれば、貰い物を断っても相手を傷つけない

心に感謝を示す例文

実際の会話ではどんなふうに断ればよいのでしょうか?例文を2つ用意しました。

ケース1、近所のおばさん(Aさん)からお菓子を大量にもらった

Aさん、本当にうれしい!こんなことしてくれてありがとうございます!
いやいや、ご近所さんやしね〜。
それにしても、Aさんって本当にすごいですね
なにが?そんなすごいことしてないよ〜
Aさんはこうやってお菓子をくれることを通して、「安心してね、あなたの味方だよ」と教えてくれている。
自分から仲良くしようとできる人は本当に尊敬します。・・・私はまだまだですから。
え〜!そんなふうに思ってくれるん。うれしいわ〜!
私もね、そんなAさんの思い、本当にうれしいんです。でもね、Aさん。お菓子は受け取れないんです。
えっ、そうなん?どうして?
実は私、お菓子がとっても好きすぎて、家にあると食べちゃうから、ご飯が食べられずダメなんです。
いつもは食べたいときだけ買っているから。
そっか〜、じゃあ、そんなことならちょっとだけあげようかな。
本当ですか?じゃあ、おやつ一回分だけ貰ってもいいですか?
いいよいいよ〜そんなことやったら遠慮せんでなんでも言ってな!ダイエット応援してるからね!

ケース2、夫の母親から子供のおもちゃをたくさん貰う

お義母さん、うれしいです!こんなことしてくれてありがとうございます!
いやいや、可愛い孫だからね〜ついね、買っちゃうんだよ。
そうなんですね(しみじみ)。お義母さん、おもちゃを何度も買ってくれるなんて、もしかしていつも私たち子供家族の幸せを願ってくれているんですか?
え、いや、まあ、そういうわけではないけれど、でもそんなこともあるかな(照)
お義母さんは子供や〇〇さん(夫)と私にまで、深い愛情を与えてくださる。
そんなお義母さんのような人に私もなりたいです!
そんな大げさなことじゃないけどね(照)でもそんなふうに思ってくれるのはうれしいよ。
そんなお義母さんだから一つ相談をしたいのですが、いいですか?
え、なんでも聞いて。
お義母さんがおもちゃをくれて、子供はとてもうれしいと思います。
でもね、まだ子供は小さいから、いろいろなものを貰うと「愛されるのが当然だ」とわがままになりそうで怖いんです。
そんなものかなぁ(さみしげ)
だからこそ、一つのおもちゃを大事に、大事に、使い、お義母さんの愛情を確かめられる子供の心を育てていきたい。
そうすれば、お義母さんや私たち家族全員と愛し愛される子供になれる気がするんです。
そうかもしれないねぇ
でも、お義母さん。誕生日にプレゼントを通してお義母さんの愛情を受け取ると、子供はとても幸せだと思います。
そうだね!そのときには任せといて!
ありがとうございます!これからも、ずっと見守っていてくださいね。
  1. 思いを受け取る
  2. どうしても断らなければならない理由を言う
  3. 必要なら、中間の案を出す
  4. 再度、その思いがうれしいことを伝える

この流れを守って、人の優しさをしっかりと受け止めつつ、やんわりと断ってください。

後日、会った時の対応

後日、貰い物を断った人に会ったら「先日はごめんなさい」というのはNGです。断ったことは良くないことだという印象を与えてはダメ

代わりにこう言いましょう。「先日は本当にありがとうございました」と。思いを受け取っているのだから、感謝するのが適切ですね。

もし断れなかったら・・・

押し切られて断れないときもある。そんな時は無理に断らずに受け取りましょう。

しかしそれを使い切れないのなら、前もって「もしかしたら使い切れないかもしれないので、どうしても必要な人がいたら分け与えて良いですか」と伝えておきましょう。

他の人に渡す時は、元々くれた人の話をして「その人に会ったら、お礼を言ってください」と一言添えましょう。

人は回り回って誰かに感謝されると、とても嬉しくなりますよ。

  • たとえ直接その場にいなくても、贈った人の思いを肯定しよう。

まとめ

日本に根付く集団主義が、貰い物を断れない文化を作った気がします。

人間関係を円滑にするコツは、相手の気持ちをしっかりと受け止めて、自分の気持ちを知ってもらうこと。

人とのちょっとしたすれ違いが、今後の関係を悪くしてしまう

自分が感じた辛さを抜け出して、柔軟に物事を考えられれば、問題をチャンスに変えられそうですね。

  • この記事を書いた人

やくしじ

自己成長を支援するブロガー&カウンセラー。心理学検定特一級。アル中で夢を断念し引きこもる。しかし教育の仕事で社会復帰して貢献の喜びを知り復活。主体的な考えを育む・努力を味方にする・性格の悩みを解消するなどの支援を提供中です。期間限定で相談無料。気軽にDMしてね!自分自身と社会に向き合い、素敵な未来を育む人と出会いたい。 詳しいプロフィールはこちら

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